起業への道のり①商工会議所を活用しよう💡~長いけどゴメンなさい。

「会社、創るぞ~」と決めてから、先ずは商工会議所の起業者セミナーを受講しました。
ここでは、銀行や政策金融公庫といった融資機関への「事業計画書」を作成することを学びます。ちなみに、私、この時点ではサラリーマンでした。
セミナーは週末開催でしたので、自分の休みの時に、勉強していた訳です。会社へご迷惑をお掛けしてはいないので、悪しからず。この事業計画書では、創業にあたっての自分の思いや企業理念を基に、どういったビジネスを展開するのか、ターゲット層はどこなのか、売上の見込みや毎月発生する固定経費、残る利益、ビジネスに必要な資格などなど、事細かに記していきます。事業計画書=融資を受ける為の、対金融機関への提出資料なので、当然と言えば当然です。これを基に、金融機関は審査を行い、融資を行うかどうか決める訳ですからね…当然と言えば、当然ですが…一番最初のハードルと言っても良いと思います。
ちなみに、商工会議所の方、曰く、この起業者セミナーを受講して、実際に起業するのは凡そ、2割程度とか。いざ実際に起業するプレッシャーを感じて尻込みしてしまう人が多いとの事…。 私は「勢い」でしたよw 周りに「会社創るぞ~」と言いまくってしまっているので、引くに引けなかったダケなんですけどね💦けど、最初はそんなモンだと思います。
ここで大切なポイント。 会社の種類にはいくつかあるの、ご存知ですか?「株式会社」「合同会社」「合弁会社」とかありますが、どんな形であれ「会社」を設立すると、法務局に登記する必要があります。登記にあたっては、なんと「登録免許税」ってかかるんです。これ、結構な額です。株式会社の場合、資本金の額で金額が変わる場合もありますが、当社は15万円かかるパターンでした!「15万も払えるか!」と言う感じでしたが、安心してください!
広島市の場合、商工会議所主催の「創業塾」や市の創業支援事業を利用し、規定回数4回以上の講習を受けたり、セミナーを聴いたりすると、登録免許税の軽減措置をしてくれます!私の場合、商工会議所から各種セミナーや講習を規定回数受講した暁に「経済産業省関係産業競争力強化法施行規則第7条第1項の規定による証明申請書」と言う、ずいぶん長い名前の証明書を発行してもらい、これを持って市役所へ。
すると、この書類の最下段に広島市長さんの印鑑を捺印してくれます!これが大切なんですよ! これをもって法務局に言った際、「ハイ、登録免許税15万ね~ウヘヘ」といわれても「ハイこれドーン!」と出せば、半額の7万5千円で済むワケです。 「利用できる制度は、なんでも利用する」遠回りの様でも、実は近道だったりするんです。 けれど法務局に行く前に、公証役場で「定款」を作んないとダメなんですけどね💦 それは次回、お話します。
<まとめ>
- ・商工会議所へGO!
- ・規定回数4回以上のセミナーや講習を受けて勉強する!(←内容は経営・財務・育成・販路などなんでもOK)
- ・「経済産業省関係産業競争力強化法施行規則第7条第1項の規定による証明申請書」をGET、必要事項記入
- ・広島市役所「企業誘致・創業推進課」にGO!
- ・「広島市長印!」が捺印された「経済産業省関係産業競争力強化法施行規則第7条第1項の規定による証明申請書」が返送されてくる。